草津本陣は、私の育った大津市のお隣、草津市にあります。
草津宿は東海道五十三次のうち五十二番目の宿で、東海道と中山道との分岐点にあり、交通
の要所として大変栄えた宿場町でした。
当時宿泊施設は、本陣二軒、脇本陣二軒、旅籠屋は七十軒余り(多い時期で百三十二軒余
り)あったと言われています。現草津宿本陣は、「田中七郎左衛門本陣」で、昭和二十四年に 「草津宿本陣」として国の史跡に指定され、平成元年に保全整備工事が始まり、平成八年に工 事が完了し、一般公開されてます。
表門の隣の建物部分は「表板間」といい、従者が荷物を降ろした部屋だそうです。そしてその
右隣の部分は田中家の住居の間となっているとのことです。
表門より奥に白州があり、奥は玄関広間です。当主の田中七郎左衛門は、裃を着用し、この
玄関広間前で大名達を迎えたということです。
パンフレットや、本陣で販売している冊子の写真です
すぐ近くに脇本陣がありました。そこは名産販売の場所となってました。本当の脇本陣跡はもう
少し西にあります。
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