羽州街道の宿場のひとつである、楢下宿に行きました。羽州街道の説明は、写真左の説明文
を載せます。
羽州街道は、福島県の北方桑折で奥州街道と分かれ、宮城県の七ヶ宿を通り、上山、山形、
新庄、秋田、弘前の主な城下町を結んで青森に達している。
この街道は、参勤交代の道として、地元の上山藩をはじめ、秋田藩、庄内藩など13藩が往来
し、多くの人、物資が運ばれた。
楢下宿には、羽州街道を宮城県側から山形に入る場合には、七ヶ宿を経て、難所であった金
山峠を越え、最初の本陣を中心とした宿駅であった。
楢下宿は、説明文にもあるように、金山峠を越え、出羽国に入る最初の本陣を有する宿場で
あり、本陣、脇本陣、問屋、旅籠屋、茶店などが軒を並べ、栄えたそうです。
山形側から楢下宿に向かう途中に、「こんにゃく番所」というレストランがあります。楢の灰を使
って、こんにゃくいもをアク抜きしており、さまざまなこんにゃく料理が味わえることで、とても人 気です。週末などは予約しないとアブナイほどです。
羽州街道は、今はうちでは米沢の親戚の家に行くのに使っています。本当は13号線が短距
離なのですが、よく混雑するので、やや遠回りですが、景色の良い羽州街道の一部を走ってい ます。
楢下宿は、慶長7(1602)年に設けられ、同年、秋田藩佐竹家がこの宿場を通ったそうです。
宿場は「Ц」のような形に屈折してまして、底辺部分が一番栄えたところだそうです。後に上部
に道が開通して「ロ」の形になりました。そのため、栄えた所は新道から逸れ、最近まで昔なが らの町並みが残っていました。、
次頁では、町並み図に合わせて、残っている宿などを紹介します。
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